こんばんは。

水虫の症状が活発なシーズンになりました
当院でも、ほかの症状ついでに、、、足がという方が
増えてきました。

皮膚科医は、必ず、顕微鏡で検査するので
問診票にもしっかり✅していただけると助かります。

水虫ほど誤解の多い皮膚病はないんじゃないかと
私見ですが思います。

お父さんから伝染されちゃってーもう!! 
イメージからでしょうか。真菌の立場になれば、ストッキングや
ブーツをはく、女性の方が増殖しやすいです。
男女差無しか、もしかしたら女性の方が多いかもです。
決して不潔にしてるからなる病気じゃないけれど
少し言いにくいですからね。

えープールとか行ってないのに。もしくは、あそこのスイミングスクールかなー。
家にはだれも水虫いないし。。。
原因の真菌は、どこでも存在します。ただ、やはり水気が多い状態
で人と人が共有する状態(スリッパなども)が多い場所では感染しやすい
ですが、24時間以内で洗えば、発症しないと言われています。
プールのシャワーは入浴代わりにはならないということになります。
そして、冬に発症者が少ないように、隠れ保菌者が家族内に
おられる場合も、結構あります。

水虫の薬ずっとぬってるのに治んない。
安易に市販を許可している国もどうかと思いますが
水虫と思っている症状の半数以上は、違う疾患だと言われています。
さらに、主成分は同じでも、市販の水虫薬はかぶれやすい
成分が結構入ってます。
水虫でなく、かぶれが治ってないのかもしれません。

皮膚科専門医では、必ず顕微鏡検査しますので
ご安心ください。
ただ、すでに水虫薬を1週間以上塗っている場合
すぐに検査できないこともあります。
まずは、受診からということですね。

爪水虫も、内服が利用できない条件の場合には
新しい外用剤がいくつか出てきましたので使ってみましょう。

以前は1割程度の有効性でしたが、少し工夫をすると
5割位まで上げられそうです。
とはいっても1年かけて半数の方が治らないとも言えますが。

今日は1週間前に検査して、もう一度検査してやっとみつかった方も
いらしゃいました。
結構、医者の方も検査等に時間がかかり、ややこしい病気です。


疑問第5弾 ”天気予報って、昔の方があたったような?”
最近、かなりピンポイントで天気予報がされるようになりました。
範囲での精度は、あたっているのですが、時々
あっちの予報士はこう言っていますが、私はこうだと思います。
などという予報を聞くことがあります。
どっちも、はずれていたり
でも、決して責められる立場ではありません。。
大気も生き物と同じで、常に流動的ですから。
診断や原因の判断で日々奮闘している身ですから。