こんにちは。

当院は、皮膚科関連のアレルギーを取り扱っておりますから20190927181518bml0520
当然、アレルギー検査の希望や実施が多くなります。

ただ、その中で、血液検査、パッチテスト、簡易塗布試験
などの方法があり、
目的によって手法が変わります。

また、再掲ですが、ただ単に調べてみたい。という
ご希望には、保険上のルールでお受けできません。

そして、時々ある、薬物のアレルギー検査のご希望。
採血での確定は、いまだ限られており、
また、危険性もありますから、
通常、パッチテストやスクラッチパッチテスト
それでも反応がみられず、かつ疑わしい場合
少量からの内服テストでの検査となります。(点滴等確保して)
このことより、薬剤について詳細に調べる場合は
大学病院等へのご紹介となります。

アレルギー検査は、事件の犯人を調べるようなもの。

当然、知りたい気持ちはわかりますが、
残念ながら、簡単ではありません。

今日も、ゴム手袋が怪しい。という方がいらっしゃったので
ラテックスアレルギーを採血にて調べようとしたところ
詳細を聞くと、どうも、ゴム手袋似のプラスティック手袋をご使用。
そうなると、原則、破片を利用したパッチテストをするか
しないかという話になります。

さらに、症状の詳細は、じんましんが中心のようで
じんましんは、特に慢性的な場合、アレルギーで生じる可能性は
数%に過ぎません。

ややこしい話で恐縮ですが、
必要かつ可能な検査は、保険内で行っております。

可能か不可能かのご相談は、お近くの皮膚科専門医で
お気軽にどうぞ。

もちろん、当院でも、出来ることは積極的に行っています。

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