おはようございます。

これから、感染症の山場を迎えるにあたり
当院は小規模ですが、当院としての方向性を
2週間前には、スタッフに周知いたしました。

しかし、国の方向性が、私には見えません。

相変わらず、go to ・・・の推進のキャンペーン
一方で、クラスター発生のニュース
右だ、左だ、いや進め、やっぱり止まれ、、、、
これこそ、医療の公衆衛生と経済の縦割りの
象徴と考えてしまいます。
縦割り110番という国民まかせのアピールの前に
大よそ問題点は抽出済みでしょうから
政治や行政の側からどんどん着手していただけないでしょうか。

少なくとも、医療現場は、これからのシーズンを
迎え戦々恐々としていることと思います。

10月01日よりインフルエンザ予防接種の
高齢者の方の優先接種が発表されていますが
まだ納品さえされていません。

キャッシュレス推進の反面、連日、不正アクセス問題。
個人情報の保護を謳いながら、マイナンバーカードに
全ての情報を一元化する方針。
全て、国の管理下におく既得権益の象徴のように
思います。

国民をデジタル化するのが、国の方向性とさえ感じます。

明日からの診療に、有用な情報を多く得ることができた学会。
会頭の閉会のご挨拶での、涙をこらえる姿の意味を考え、
対面で臨床にあたる医師の方々の情報を活用し、
医療の根底は、対面で、アナログであることを信じて
日々診療にあたりたいと思います。