こんにちは。

ワクチン接種について
当院は、国や自治体のルールに従い、公平性を第一に接種を行っています。

今でも今までも、自治体の予約システムに一元化し
かかりつけ関係なく対象者に接種を行っています。

私見としては、ブログに去年記載した通り、
年齢層関係なく、ご希望者への接種の協力をしたいと考えています。

年齢を決めて接種している中で、現役世代、若い方たちが
後回しにされている状況があり、何とか急ピッチで進めなければと思っています。
現在は、初対面の方々がほとんどですし、
年齢的にも基礎疾患を多く持つ方々に対して、
スタッフ共々、神経すり減らしながら接種をしています。
実際、2割~3割の方が、血液をサラサラにする薬を常用しており、
本来ですと、かかりつけの医療機関での接種が望ましいのですが
ご希望者に迅速に接種することが、使命だと感じ行っています。

その中で、職域接種と言う方針が打ち出され、
現役世代や若者のご希望者にも届かせることが出来ると考えました。
しかし、今、職域接種が停止しています。

うーん。

昨日の2名の方も、2回目接種のご夫婦でのご予約でしたので、
忘れていると思い、何度もお電話差し上げました。
ご連絡がつかないので、市に確認したところ、
理由はわからないのですが、キャンセルし
別日に変更されたとのことでした。

市のシステムでのキャンセル状況が、市側で削除して頂かないと
当院では把握できません。
このように生じるキャンセル枠を、少しでも無駄にしないために
かかりつけの方のキャンセル枠を設けました。

電話や窓口での受付をしてしまいますと、外来業務が出来ません。
ご受診されている方を対象にした、あくまでもキャンセル枠なので
実際の予約枠とは違いますので、本来の予約は職域接種や
今後の自治体の予約が筋となります。

ニュースでは、2回接種分を医療機関が保管キープしているから
ワクチンが足りないとの報道があります。

全く違います。

八千代市では、保存を考え、1回目2回目関係なく、当面
の申請分しか配給されません。
当院で、保管しているのは、7月分までです。

したがって、当院で、08月に2回目をする予定の方の分は
まだ配給されていません。
先日、市側に最低限2回目分は配給して頂けるように
要請した位です。

公平性と迅速性、そして慎重に 
方針は一切変更はありません。

かかりつけキャンセル枠を設けたのは、
・職域接種が中断している現状、行き場を失った方の受け皿。
・近隣の遠出できない、高齢者の方への協力。
・日々、当院を信頼してご受診をいただいている方のお気持ち。
・そして、突然のキャンセル余剰。
を考えた中での柔軟性を優先した判断であります。

しっかり、8月以降も配給されるかの不安と闘いながら
しばらくは、目先の医療提供を確実に続けていくことしか
考えられません。

ご理解いただけますようお願いいたします。