おはようございます。

本日も、一般外来の方の枠を縮小して、
ワクチン接種枠を最大に行いましたが、
多くの急病依頼の方も全員お受けしていました。
しかし、ワクチン接種の方から、待ち時間のお叱りを受けました。

また、1名、背中の線維腫と湿疹の混在の方がおられましたが
私と看護師の説明が整合性がなく
納得いかないと感情的になっている方がおられましたので、
待合室に多くの方がお待ちいただいていましたが、
再度、私から、時間を割いて説明いたしました。
録音カルテを確認しましたが、当院側の説明に相違はなく
ご質問の”線維腫をとれば、かゆみがとれるか?”には、
病態上、無理で、その目的であれば摘出は避けたほうがいいと
手術の回避を提案し、一貫性をもって、お話した記録が残っています。

このこと以外にも、閉院された医療機関から、情報なく
受診される方も非常に多く、正直な所、時間的に全く隙間はありません。
急病に合致した症状を訴えられますので、もちろん対応はいたしますが、
慢性疾患の断薬による急性増悪の要素が強く、
診断、治療計画に非常に時間がかかることも多くなっています。
即大きな病院へ紹介しろと訴えられても、この社会状況、医療状況ですから、
慢性疾患の断薬による増悪と思われる場合は、紹介先の立場も考えての判断となります。

その上で、感染症検査対応となりますと、
検査キットの供給や外注検査システムの
保険申請条件など、
様々なバックアップが得られない現状での
検査は物理的にも不可能と判断いたしました。

感染症検査の対応は、物資、保険条件を含め、
対応可能な状況になるまで見合わせます。

引き続き、
①一般皮膚科、小児皮膚科の診療の堅持
②当院で可能な最大限の手術・レーザー対応
②当院で対応可能な皮膚科的急病対応
③美容皮膚科部門の分離併行運用
④ワクチン接種等の感染症医療へのバックアップ
をバランスを再検討し、衛生環境を維持しながら
より良い医療の提供ができるようにいたします。

ご理解とご協力をお願いいたします。

また、明日にかけて、雪予報ですね。
泊まり込み覚悟で、診療に影響がないよう
準備いたします。