おはようございます。

患者さんの立場を考えると、
当院は決して、優秀な皮膚科ではないと思います。

昨日も、ワクチン接種の方をお受けしながら
外来を行っていましたが、
待合室の混雑を回避することも
医療機関管理者としての責務と考えています。

ご高齢の方が、受診されました。
わるいものではないかを心配されて。
ダーマスコープで確認し、
大丈夫ですよ。とお答えしたのですが、
こっちはどうですか、それとこっちも。
いずれも大丈夫ですよ。
笑顔で深々とお辞儀をされ
何度も丁寧なお礼のお言葉をいただきました。
多少評価をいただけたかもしれません。

その一方で、その時間待たされた患者さんのクレームもあり、
あ、これは虫さされですね。
お薬出しておきます。という診察もあります。

先生、お電話が。
パソコンの調子が。
機器の不具合が。
薬局から。。。
美容の方の肌の状態を。。。。
追加の診察があります。
急病のお問い合わせが。
直接来られている方が。
保険証を取りに戻られていません。

いずれも秒単位で応対しています。

きっと、評価としてはよろしくない方々も多いと思います。

蜂窩織炎は、深部なので、丹毒や筋膜炎の鑑別などを
考えながら、
抗生物質の投与が基本ですが、
培養検査にも時間がかかりますし、浸出液がなければ出血しながらの
切開での培養となります。
まずは、効くであろう一般的な処方、
経過をみて、嫌気性菌などに効く抗生物質に変更します。
以前、時間をさいて、理屈を説明した所、
痛いのが治ればいいだよっと怒られてしまった経験もあります。

ほくろも技術的な問題でなく
摘出したものは、念のため、組織検査が必要と考えているため、
1つの切除としています。
複数がご希望であれば、そのような表記をされている
美容皮膚科さんへの受診を説明し、怒られたこともあります。

予約が取れないとご苦情を言われることは毎日です。
衛生環境のために、現状となっています。

当院をご評価いただく方々には、お礼しかないのですが、
一般皮膚科を中心に、可能な範囲で、社会情勢に合わせた
感染症対応にも応じており、急病も全て受けています。

そのようなクリニックです。

今日も、ワクチン接種含め
皮膚科の診療のベストは尽くします。

どうぞご理解とご協力をお願いします。